センサへの電源供給
装置の高い生産性を維持するために、最適な電源を選定することが基本となります。今日ではスイッチング電源が多く使われ、入力 AC 110 V / 240 Vを24 VDCの出力に変換します。
適切な電源を選定するため、次のことを確認してください:
- センサやその他の負荷、合計の消費電流
- 接続されたデバイスが要求する消費電流
- 電源ネットワークの入力電圧 (110 V / 240 Vなど)、電力、負荷
- 電源の設置場所 (中央の制御盤 / IP20、または分散設置による制御盤外 / IP67)
他にも周囲温度も確認し、必要に応じて、冷却などの対策を講じてください。これらの条件を満たすことで、電源は最高の性能を発揮します。
また、電源がどれくらいの過負荷に耐えるかも考慮する必要があります。パワーブーストやヒカップ方式などのタイプにより、突入電流や高速ピーク負荷への耐性の良し悪しが決まります。